TACの「弁理士 受験生応援ブログ」

毎年、春先から口述試験までの約半年、TACが「弁理士受験生応援ブログ」を公開しています。

TAC 弁理士受験生応援ブログ
https://www.tac-school.co.jp/kouza_benrishi/benrishi-blog.html

結構おもしろくて、受験生だった時代から、毎年拝見しています。

内容は、条文の解説とか勉強法といった不変的なものについては、同じ記事を毎年使いまわしています。
(だから毎日更新できるのですね。)

本試の解説とか、試験会場の下見情報などは、その年の受験事情に合わせて毎年更新されています。


5/22には、松宮先生が今年の短答試験を受験された感想(記録?)を書かれています。

H30短答本試の感想 
https://www.tac-school.co.jp/kouza_benrishi/benrishi-blog/benrishiblog-54-20180522.html


予備校で講師をされている先生なので、条文は完璧に頭に入っているはずですし、あてはめ問題も慣れているはず。
それでも、こんなに多くの問題で迷うものなのか、と、興味深く拝見しました。
問題の意図の解釈が微妙なものが結構ある、ということなのでしょう。

面白かったのは、意匠の第1問の枝3に対する先生のコメント。

"「デコレーションケーキを模して束ねたおむつ」が何のことなのか、さっぱりわかりませんでした。"

とのことですが、これは「おむつケーキ」を知っている人なら問題文を見た瞬間にイメージが浮かぶものです。
(知らない方は「おむつケーキ」で画像検索してみてください)

知ってさえいれば、「ハンカチを展示用に花の形状に折ったもの」と同類なので、瞬時に○×を決められる問題なのです。

そう思うと、条文の知識を身に着けるばかりでなく、日頃から世の中のいろんな製品等のトレンドに触れておく必要性を感じました。
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論文試験対策:直前期(民法編)

短答試験が終わってから論文試験までの間に私がやった、民法の対策について書きます。


・使用したテキスト

TACの民法講座のテキスト、TACの民法条文集。

民法テキスト



・やったこと
TACの講義を聴きながら民法講座テキストに書き込んだ「重要ポイント」を、暗記カードにまとめていく。

秋~冬に受講した民法講義の中で、先生は「ここは暗記」という指示はまったくされませんでした。
そこで、自分で「ここは趣旨だな」とか「この用語定義は重要そうだな」と感じたポイントには、テキスト中に黄色マーカーでチェックをしておいたのです。
民法テキストページ

直前期には、この黄色マーカーを頼りに、暗記カードを作っていきました。

暗記カードの中身は、たとえば、

<表> (94条)虚偽表示の無効は「善意の第三者」に対抗できない。「善意の第三者」とはどのような者か
<裏> 第三者:当事者および包括承継人以外の者で、虚偽表示に基づき新たに独立の法律上の利害関係を有するに至った者

という感じです。

民法暗記カード

先生から、明確に「暗記せよ」との指示があったわけではないので、「本当にここ覚えるべき箇所かな?」という不安もあるし、単語カードの限られた紙面に趣旨や定義や判例をまとめないといけないので頭も使うしで、暗記カード作りには1週間くらいかかりました。

しかし、このプレッシャーの中で集中してカード作りを行うことは、ものすごく濃いインプット・アウトプットを行っていることなので、テキスト全ページ分の暗記カード(全部で70枚くらい)を作り終えたときには、もう暗記は終わっているも同然でした。

暗記カード作りが終わってから模試を受けたら、びっくりするくらい解けました。

それまで答練を受けても何を書いていいかわからずパッとしなかったので、暗記カード作りの威力を実感しました。


短答試験終了後の過ごし方(回顧録)

3年前の2015年に短答を受験したときのことを思い出してみました。

特許庁の公式解答で自分の合格を確信したあと、私がやったのは、「論文(必須)の対策をするかどうか」の検討でした。


するに決まってるじゃないか、と思われる方も多いと思いますが、私は「1年目で短答と論文(選択)、2年目で論文(必須)と口述」に合格する2年計画で勉強してきたため、短答終了時点で論文(必須)対策はまったく手付かずだったのです。

短答終了後からあわてて対策を始めても、その年に合格できるとは到底思えませんでした。

でも、当初の計画通りに論文(選択)対策に集中して論文(必須)を捨てるのは、わずかな合格可能性さえも積極的に放棄するような気がして、さすがに惜しいと感じました。


一人で決めきれずに予備校の先生にメールで相談してみると、先生は「今年は選択科目に集中しましょう」との意見でした。

どっちも中途半端になるくらいなら片方だけでも確実に、というアドバイスは、一般的には正しいと思います。

でも、私は、自分が2か月も著作権の勉強だけに集中できる性格ではないと判断しました。


ということで、短答終了後に、付け焼刃で論文(必須)の勉強を始めたのです。

答練の経験もなく、わずか1か月の対策で論文試験を受けるというのは、まぁ「受かったら奇跡」くらいの感じかと思います。

が、結果としては、この年に論文(必須)合格となりました。
わからないものですね。


勝因は何かと考えてみると、
・論文(選択)の答練を受けていた経験から、基本的な「論文答案の書き方」は理解していた
・短答対策の勉強の中で、判例や趣旨についても知識を蓄えていた
・答案作成はぶっつけ本番だったので、小難しいことを書いてドツボにはまらないよう、基本的なことだけ簡潔に書いた
ことくらいでしょうか。

・・・こうして書き出してみると、まさに「基本に忠実に」やれば、難しいことをしなくても論文は受かるという典型みたいです。
短答に合格見込みの皆さまのご参考になれば。(ならないか。)

H30年 短答式試験終了

短答試験が終わりました。受験されたみなさま、お疲れ様でした。

今年はさほど難易度が高くなかったという声をちらほら聞きます。
実際どうなのか、私もこれから問題を解いて体感してみたいと思います。

私が短答に合格したのは2015年ですが、去年(2017年)も口述受験に向けたウォームアップとして短答の勉強をやったので、まだ短答知識は残っていると信じたいです。

試験制度の改正後しばらくは、合格率が上下するものと思います。
これは私の想像ですが、改正後の初年度は、「制度改正のせいで不合格になった」という批判が起こらないように、試験問題の作成者が難易度を下げ、次の年は反動で難しく、その次の年は反動で易しく・・・を繰り返して数年で安定するのでしょう。

実際、改正直後の2016年は短答の合格率が高く、翌年2017年は低かったですし。
そうすると、2018年は簡単だったという噂も、「そうかもしれない」と思えます。

「弁理士」の知名度

先日、子供の学校のPTA活動に参加した際、保護者同士の雑談で仕事の話になりました。


「どんなお仕事をされてますか?事務職ですか?」と聞かれたのですが、どう答えるのが正解でしょうか。


「どんなお仕事ですか?」だけだったら、たぶん「普通の会社員ですよ」と答えると思います。

でも、「事務職ですか」と聞かれたということは、相手は庶務や総務といった具体的な仕事を想像して質問していると思われますので、「そうではない」と返す必要があります。また、「違います」だけではコミュニケーション終了になってしまうので、ある程度は自分の仕事を説明する必要もありそうです。

しかし、「弁理士です」とか「知財の仕事をしています」と言っても、知財業界とかかわりのない人にはよくわからないですよね。


そこで私は、「開発支援の仕事です。私自身は開発者ではないのですが、開発者が特許を出願したりするお手伝いをしてます」と答えてみました。


すると、なんと、相手の方が
「では、資格職ですか?弁理士さんとか?」
と返してきたのです!!


弁理士という資格は知名度が低いもの、と認識していた私は、PTAの場で知り合った方から「弁理士」の名前が出てきたことにすごくびっくりしました。

その方は大手製造メーカーに勤務されているとのことだったので、きっと社内での知財教育がしっかり行われているのでしょう。

プロフィール

izumi

Author:izumi
地方の企業知財部で働く新米弁理士です。
2017年に弁理士試験合格、2018年に弁理士登録。
弁理士試験のことや、知財ネタを書いていきたいと思います。

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