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H30年 論文選択試験終了

一昨日(7/22)は、弁理士試験の論文選択でした。
受験された皆さま、お疲れ様でした。

私が選択試験を受けたのは2016年です。
(ちなみに、科目は民法です。)

試験終了後、twitterやブログで感想を書いている人がいないか探したのですが、情報がほとんどなく、自分ができたのかどうかもよくわからない状態でした。

短答試験は受験者数が多いので、受験者がtwitterなんかで手ごたえを呟いているんですよね。
論文必須になると数が減りますが、それなりには見つけられます。
しかし、論文選択は「ほぼ無し」といっていい感じでした。


唯一の手がかりは、TACの弁理士ブログ。
民法講座の田畑先生が、本試の解説をされていました。

それを見て、私は「あー、だめだ・・・」と思いました。

なぜなら、設問(2)で私が書いた答案は、田畑先生の解説とは真逆だったからです。

設問は、「・・・連帯保証債務の履行請求を拒むことができるか。」というものです。
私は「拒むことができる」と書いたのですが、結論は逆でした。
なぜ逆に解答してしまったかというと、判断の根拠となる判例を知らなかったからです。


しかし。

この年、私は「84点」で民法に合格しました。

結論が逆になるのは致命的かと思いきや、そうでもないのですね。

「法の基本を押さえて、論理的に考え、自分の考えを筋道立てて説明できるか」が重要なのであって、「判例を知っているか」はあまり重要ではないみたいです。




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青本の入手方法、使用方法

「工業所有権法 逐条解説」(通称「青本」)は、弁理士試験の勉強には必須という位置づけになっています。

はたして、皆さんどのように入手し、活用されているのでしょうか。


青本を入手するには、製本版を買う方法と、特許庁のホームページからPDFをダウンロードする方法があります。

青本は2,000ページを超えるボリュームなので、製本版は重くて高い(8000円超)です。
PDFだと無料だし、データ容量が大きいとはいえ、今どきのネットワーク事情ならダウンロードに特段の困難はないでしょう。

ということで、PDFで入手するのが楽です。


しかし、使い勝手の面では、正直PDFはイマイチです。

情報検索もしづらいし、縦書きレイアウトは多くのPDFビューワーソフトと相性が悪いです。
左から右へ、あるいは上から下へとページを進めるビューワーが多く、右から左へ読む縦書きPDFは読みづらいです。

また、PDFだと書き込みもしにくいです。

私はダウンロードしたPDFをiPadに入れて使うつもりでしたが、上記のもろもろの理由で断念しました。


一般的には、製本版を購入し、裁断して法域ごとに分割して持ち運ぶのが推奨されているようです。
たぶん、これが一番使い勝手がよいと思います。


私はというと、製本版を買うお金をケチって、PDFをプリントアウトして使いました。

前書きや目次などを除いた本文ページのみを、A4用紙1枚に4ページ割り付けて、両面印刷で印刷します。
割り付け印刷にしても200枚以上になるので、職場のプリンターを占拠するのが気が引けて、何日かに分けて作業しました。

2017年3月に20版がリリースされた直後から、「数10枚印刷して読む」→「読み終わったら次の数10枚」を繰り返して、2か月くらいかけて全ページ制覇しました。


# ちなみに、青本は通しで読む必要は別にありません。
 私は、2017年は口述のみ受験予定だったので、春には時間に余裕があり、一応全ページに目を通しました。



PDFから印刷するのは、青本を買うお金は節約できますが、印刷したりファイリングしたりと結構時間がかかりました。
時間を節約したい人は、さっさと製本版を買ってしまった方がいいかも、とも思います。

基礎を固める勉強法

知財とは関係ない話ですが、先日知り合いから、中学生の子供の勉強について悩んでいると相談を受けました。


「子供が学校の数学についていけなくなってきて、塾にも通わせてるけど塾の進度も早くてついていけないんだよね。」

ふむふむ。それは大変だねー。
塾が合ってないんじゃないかな?

「何とかしたいと思ってるんだけど、どんな参考書を買えばいいと思う?」

えーーー!!
現時点ですでにキャパオーバーなのに、新たな参考書に手を出してどうする!!


以下、まじめにアドバイスしました。

・塾は即刻やめなさい。時間とお金の無駄。

・まずは「学校の授業についていく」を目標に、学校の予習と復習に専念し、その他の教材には一切手を出さないこと。
 予習、復習のサポートとして個人指導塾に行かせるか家庭教師を付けてもよいが、とにかく使うのは学校の教材のみ!

私は、上記のやり方でいいと確信しているのですが、その方は半信半疑のようでした。

つまり、「今まで理解できていないのは学校の教科書や塾のテキストが難しすぎるからであって、もっとわかりやすい参考書を買えばわかるようになる」と、本気で思っているらしいのです。


私の考えですが、
基礎を理解するもっともよい方法は、「基本の1冊を繰り返し」です。
自分のペースで、わかるまでじっくりやること。

で、基本を理解したら、あとはひたすら問題を解いて、解き方を体に覚え込ませる。
体が解法パターンを覚えるにつれて、頭は問いの本質(考え方)を理解するようになります。


これって、弁理士試験の勉強もまったく同じですね。

予備校のテキスト以外には手を出さないこと。

基本講義でしっかり基礎を押さえたら、そのあとはひたすら過去問や答練。
問題を解いているうちに、法的な思考パターン(=リーガルマインド)がだんだん身についてくる、という感じです。

基礎を押さえていないのに過去問ばかりやっても、リーガルマインドは身につかないです。
また、判例やらあれこれ手を出すと、失敗するパターンが多いようです。


知財とは関係のない知人からの相談を通じて、
学生時代の勉強も資格試験の勉強も同じだなと改めて認識しました。

H29口述試験 再現 (商標②)

H29口述試験 再現(商標①)」の続きです。

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主査:では、パネルを開いてください。
   あなたは弁理士です。あなたが代理したクライアントの商標登録出願に対し、商標法8条2項および8条4項の拒絶理由通知がきました。さらに8条5項の拒絶理由通知がきました。
   あなたは何を検討し、どう対策しますか?


私:(8条2項っていうと同日出願?同日出願で拒絶されたってこと??いや、もし条文番号勘違いしてたら、あさっての方向で検討することになるから、念のため、最初に条文で拒絶理由を確認しておこう)条文を参照してよろしいでしょうか?

主査:はいどうぞ。

私:(条文見る。やっぱり理解はあってる。条文閉じる。)えー、商品や役務の減縮を検討します・・・?

副査:それはどういう意図ですか?

私:えっと、出願内容に複数の商品役務が含まれている場合、自己が使用しないものまで含んでいる可能性があるので、もし拒絶に係る商品役務がその部分だったら、減縮することで拒絶理由が解消するか、と・・・

副査:でも、クライアントは権利を取りたくて出願してるんですよね?

私:はい、そうです。では、えっと・・・まだ使用を開始していないなら他の商標への変更を??いや、違いますね、クライアントは出願している商標で権利を取りたいんですよね、えっと、ですから・・・(かなり混乱。このあたりで1回目のチャイム)


主査:8条2項の拒絶理由が来たら、どうしないといけないですか?

私:相手方と協議して、協議の結果を特許庁長官に届け出ます。

主査:そうですよね。協議するということは、相手がいるのですよね?つまりどうしますか?

私:(協議するためにどうするかってこと?一体何を答えさせたいの??)相手について調べます・・・?

主査:何のためにですか?

私:(こっちが聞きたいよ!)・・・協議ができそうな相手かどうかを検討するためです。

主査:協議ができそうな相手とは?

私:えっと・・・(やばい、詰んでる。何も出てこない。)同業者かどうか、とか・・・

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ここで2回目のチャイム。
主査と副査は顔を見合わせてだいぶ困っている様子でした。
もしかして、私の受験番号から「後がない受験生」だと認識して、落とすのをためらったのでしょうか。

しかし、これ以上やっても無駄と判断したらしく、主査が「これで商標法を終わります。」と終了させました。

私としては、商標はぐだぐだで終わってしまったものの、特許と意匠ができたからいいや、と明るい気持ちでした。

最後の科目ができない分には心に余裕があるのでいいですね。(もしこのダメっぷりを特許とか意匠でやってたら、と思うと、ぞっとします。)

H29口述試験 再現 (商標①)

平成29年に私が受験した口述試験の内容を再現します。
口述試験に向けて勉強中の方の参考になれば幸いです。


商標法の試験官は、主査:50代男性、副査:40代女性でした。(年代は私の予想です)

以下、「試験官の発言を青」で、「私の発言を黒」で、「私の心の声を赤」で記します。

ちなみに、商標は完全に落としました。質問の意図が全然汲み取れず、時間切れになりました。
長くなるので、2回に分けます。

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主査:商標登録出願は、何のために、どこに手続しますか?

私:(え?国際じゃなくて普通の出願だよね?何を聞きたいんだろう??)はい、商標登録を受けるために、特許庁長官に行います。

主査:では、願書に記載すべき事項を3つ答えてください。

私:まず、出願人の氏名または名称、および住所又は居所を記載します。
  それから、商標登録を受けようとする商標を記載します。
  そして、指定商品又は役務を記入します。(あ、記載だった。まあいいや)

主査:願書の記載が適切な場合、特許庁長官は何かを認定するのですが、それは何ですか?

私:(ん?なんか簡単だけど、いいのかな?)はい、出願日を認定します。

主査:出願日が認定されると、どのような効果が発生しますか?

私:出願日認定による効果、ですか・・・!?えー・・・??・・・・補償金請求権が発生します。

副査:商標法には補償金請求権はないですよ?

私:失礼しました。(あれ、金銭請求権?金銭的だっけ??やばい、この言葉口から出したことないかも。記憶があいまい。間違うよりは条文見よう・・・)条文を参照してよろしいでしょうか。

副査:はい、どうぞ(やや呆れ顔?)

私:(条文見る。どこにあるかわからず結構探す。閉じる。)商標登録前の金銭的請求権です。

主査:そのほかにはどんな効果がありますか?

私:(え・・・効果?効果!??何を聞かれてるんだろう?)出願内容が公開されます。

主査:ほかには?

私:審査に係属します・・・?

主査:もっと基本的なことなのですが。出願後、他人が同じような商標について出願したら?

私:(あ!)はい、他人の後願を排除する効果が発生します。

主査:それは一言でいうと何ですか?

私:先願の地位です。

主査:そうですね。

------

→「H29口述試験 再現(商標②)」へ続く

H29口述試験 再現 (意匠)

平成29年に私が受験した口述試験の内容を再現します。
口述試験に向けて勉強中の方の参考になれば幸いです。


意匠法の試験官は、主査:40代男性、副査:50代女性でした。(年代は私の予想です)

以下、「試験官の発言を青」で、「私の発言を黒」で、「私の心の声を赤」で記します。

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主査:あなたは弁理士です。これから、クライアント(=副査)が弁理士であるあなたのところに相談に来たということで、クライアントからの質問に答えてください。私(=主査)も進行役として、ときどき口を出させてもらうことがあります。

私:はい、お願いします。(えっ、まさかのロールプレイ!?)


副査:新しい掛け時計を作ったので人にまねされたくないんですが、どうしたらいいですか?

私:(ん?意匠の定義とか言う必要あるかな?でも聞かれてないことをペラペラしゃべるのはダメだし・・・とりあえず端的に言っちゃえ)そうですね、外観をまねされたくない場合は、意匠登録出願をお勧めします。


副査:この掛け時計、先月から販売してるんですが。

私:(クライアントは知財に関して素人って設定でいいのかな?新規性喪失の・・・とか難しい言葉は避けた方が無難??)そうですか、1か月前でしたら、発売を開始していても大丈夫です。


副査:3か月前には、展示会に出展しているんです。

私:3か月前ですね。3か月前でも大丈夫ですよ。本来は新規性が必要ですが、公開してから一定期間内であれば、所定の手続きをすることで意匠登録を受けられます。(受けられます、と言い切ってよかったかな・・・ちょい後悔)


副査:その1か月前に、ショールームに展示してるんです。

私:その1か月前ということは、今から4か月前ですね。(あれ、新喪例の期間って6月だよね?特許の半分の期間で3月なんだっけ・・・?いや、特許の半分なのは優先権期間のはず。新喪例はたぶん6月で合ってる(*H29時点)。えい!)半年以内なら大丈夫ですよ。ショールームに展示したのが、人前に出した一番最初ですか?

副査:はい、それが初めてです。

私:そうですか。それなら、ほかの登録要件を満たせば意匠登録を受けられます。


主査による補足:では、これからは「公知」というキーワードで進めたいと思います。

私:はい。(あ、「公知」は言うべきだったか。クライアント相手だからなるべく法律用語を使わない方がいいのか、試験の観点では法律用語を使った方がいいのか、悩ましいな・・・)


副査:ショールームへの展示でも「公知」になるのですか?

私:はい、秘密保持義務を負わない人が見ることになれば、公知となります。

(ここで、主査と副査が顔を見合わせてうなずく。)

私:(秘密保持義務がキーワードだったみたい、よかった。)



主査による状況説明:あなたは、新規性喪失の例外の適用を受けたうえで、クライアントの意匠を出願しました。その後、またクライアントがあなたを訪ねてきました。

副査:私の意匠登録出願の1か月前に、ほかの人が同じような時計を販売していました。私の意匠登録出願への影響はないですよね?

私:残念ですが、その人が独自にその時計を開発していた場合には、その時計があることを理由に意匠登録が受けられなくなります。

副査:私の方が先に売ってたのに、あとから販売した人のもので私の出願が拒絶されるっておかしくないですか?

私:そうですね、意匠制度は、新たな意匠を保護するというものなので、販売して人目に触れてしまうと「新たな」ものではなくなってしまいます。ですから、原則として、販売したり展示したりする前に意匠登録出願を済ませる必要があります。

主査:はい、ありがとうございます。以上で意匠法を・・・
(ここで副査が主査にこそこそ話しかけ、二人の間で紙を見ながら「これって聞いた?」「大丈夫」みたいなやりとりがなされる)

主査:以上で意匠法を終わります。


------

この後は、チャイムが鳴るまで雑談。
どんな仕事をしているのか?なぜ弁理士試験を受けようと思ったか?受かったら何をしたいか?など聞かれました。

特許法の雑談とは違う質問だったので、かぶらないように試験官同士で事前に打ち合わせてるのでしょうか?


それにしても、突然のロールプレイに内心動揺して、新喪例の期間すらド忘れするというダメっぷり。
口述試験では、雰囲気にのまれてわかっているはずのことが答えられない、と言われますが、そのとおりでした。
クライアント役の副査が笑顔がなくてちょっと怖かったのもあって・・・(笑)

H29口述試験 再現 (特許)

平成29年に私が受験した口述試験の内容を再現します。
口述試験に向けて勉強中の方の参考になれば幸いです。


特許法の試験官は、主査:40代女性、副査:50代男性でした。(年代は私の予想です)

以下、「試験官の発言を青」で、「私の発言を黒」で、「私の心の声を赤」で記します。

------
主査:特許権の侵害行為とはどのようなものですか。

私:(よしよし、基本問題。)正当な権限のない第三者が、特許発明の実施をすることです。

主査:家庭内で個人的に実施するのもダメですか?

私:失礼しました、「業として」実施をすることです。(やばっ、忘れてた)


主査:パネル1を開いてください。甲の特許権Aの内容は「アイスクリームをつめたイチゴに、チョコレートをかけた、菓子」です。乙は、「アイスクリームをつめたイチゴ の菓子B」を販売しています。乙の行為は甲の特許権を侵害しますか?またその理由は?

私:侵害しません。その理由は、乙の販売している菓子Bは、甲の特許権Aのうち、「チョコレートをかけた」の要件を充足していないからです。


主査:それでは、パネルBを開いてください。丙は、乙から菓子Bを購入し、それにチョコレートをかけた菓子Cを販売しています。丙の行為は甲の特許権を侵害しますか?またその理由は?

私:侵害します。菓子Cは甲の特許権Aの発明特定要件をすべて充足しており、さらに丙の行う「販売」の行為は、特許法2条に規定される実施行為に含まれているからです。


主査:それでは、菓子Bが日本国内においてありふれたものではないとき、乙の行為が特許権Aの侵害となる場合はありますか?

私:あります。えー・・・乙が特許権Aの、いや、菓子Bが特許発明であることを知って、ではなくて菓子Cが・・・?(やや混乱、言いたいことがまとまらない・・・!)

主査(助け舟):そのような侵害行為を何と言いますか?

私:間接侵害です。(あ、先走ったか・・・)


主査:では、このとき間接侵害とみなされるために、乙は2つの事項を知っていなければなりませんが、何と何ですか?

私:はい、1つ目は、この菓子が特許発明であることです。(ちょっとぼかしたけど、セーフかな?)
2つ目は、えー、特許発明に用いられることを、いや、菓子Bが、菓子Cの製造のために用いられることを知って、えっと・・・

副査:すみません、2つ目をもう一度おっしゃっていただけますか。

私:はい、(落ち着け、)菓子Bが、特許発明の実施である菓子Cの製造のために用いられることを知りながら、です。

主査:はい、そうですね。では特許法は以上になります。

------

この後は、チャイムが鳴るまで雑談。
何回目の受験か?何年くらい勉強したか?予備校は利用したか?など聞かれました。


それにしても、基本問題でキーワードをド忘れしてしまったり、混乱した状態のまま話し始めてしまったり、結構ひどいですね。
でも、試験官は優しくて、和やかな雰囲気で進みました。

H30年 論文必須試験終了

本日、論文試験でしたね。
受験したみなさま、お疲れ様でした。

特許法条約が出たとか、商標法が難しかったとか、「できなかった」寄りの感想がいろいろと聞こえてきます。

難しかったのであれば、できなかったのはみんな同じです。
終わったことにくよくよせず、合格発表までの3か月弱は、合格を祈りながら口述の勉強をするのが正しい過ごし方でしょう。

論文受験された方へのエールの意味を込め、次回からの記事で、昨年私が受験した口述の再現を書いてみたいと思います。
「こんなグダグダでも受かるんだな」と気を楽にしていただければ幸いです(笑)。

とりあえず今日明日くらいは、ゆっくりお休みください。

第26回知財翻訳検定 合格発表

6/29に、4月に受験した知財翻訳検定の合格発表がありました。
http://www.nipta.org/

結果としては、3級合格です。
受験した時に手ごたえがあったので、まあ、うん。という感じでした。

秋には2級を受験してみようかな、と思います。

それにしても、1級~3級まで合わせて、受験者数95名。
うち、答案提出者が90名。

この試験、今後も続くんでしょうか。心配になってしまいます。

試験内容はなかなかすぐれていると思うんですけどね。
「知財翻訳」っていう試験名称が、対象者を限定しすぎなんでしょうね・・・

3級は翻訳者に限らず、外国出願を扱う人すべてが知っておくべき内容と思いますので、内外/外内案件を扱う特許事務所や、企業知財部の人も、ぜひ受験を検討してみてはどうでしょう。

[弁理士の日記念ブログ企画2018] 知財業界のライバル

弁理士と弁理士試験のブログ-弁理士試験の勉強法-」を運営されているドクガクさんの企画で、本日はいただいたテーマで記事を書くことにします。

テーマは「知財業界のライバル」。

特許事務所を経営していると、同業者がライバルになるのでしょうか。

私は企業弁理士なので、そういった競争は特にありません。

競合他社の知財部がライバルか、というと、それもちょっと違う気がしますし。
(知財でバチバチ火花を散らしている業界では、競合他社がライバルになるのでしょうけどね。)


私が一番ライバル視しているのは、自社が出願業務を依頼している特許事務所さんでしょうか。


たとえば出願を依頼するときには、私が作った発明資料を見て「すごくまとまっている!よくわかる!」と思ってもらいたいです。
こちらが出す情報の整理状態によって、特許事務所で作成していただく出願原稿の質も変わってくるので、やはり命を懸け・・・というのは大げさですが、一目置いてもらえるようにしっかり情報整理することを心がけています。

また、特許事務所で作成されたクレームを見て「おぉ、こうまとめたか、やるな!」と思うこともあり、そんなときは自分ももっと精進しなければ、と思います。

こうして、特許事務所と企業知財部とで切磋琢磨しながら、よりよい内容で出願できれば最高だと思います。


思えば、弁理士になる前は、特許事務所が作成した出願原稿に納得いかなくても、「弁理士の先生がこれでいいというなら」と受け入れていました。(限度はありますが。)

今は、私も弁理士で対等な立場であるという自信と、自社の出願内容には弁理士として責任を持たねばという責任感とで、少しでも違和感があればどんどん質問し、議論して、特許事務所の弁理士さんとよい関係が築けている気がします。

# 先方から見ると「このクライアントめんどくさいな~」かもしれませんが(苦笑)

というわけで、企業弁理士の私から見たライバルは、「特許事務所の弁理士さん」ということでした。
プロフィール

izumi

Author:izumi
地方の企業知財部で働く新米弁理士です。
2017年に弁理士試験合格、2018年に弁理士登録。
弁理士試験のことや、知財ネタを書いていきたいと思います。

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