弁理士実務修習の概要

現在、私は実務修習の真っ只中です。

(参考) 平成29年度 実務修習のお知らせ (PDF)
http://www.jpaa.or.jp/cms/wp-content/uploads/2017/10/01oshirase-2017jitsumu.pdf


実務修習の体験記って、あまり見かけないんですよね。
そこで、私の体験を、書ける範囲で書いてみます。
(実務修習の具体的な内容については「口外禁止」なので、公開情報の整理と、受講してみての感想が中心となります。)


実務修習とは?
弁理士業務を行う上で必須の知識や技術を身に着けるために、弁理士登録する前に必ず受けなくてはいけないコースです。
弁理士試験合格者のほとんどは、合格した年に受講します。

何らかの事情で受講できなければ(日程が海外出張とかぶってるとか、子供が生まれるとか)、次年度以降に受けても構いません。

なお、弁理士試験合格者だけでなく、弁護士資格を有する方でこれから弁理士登録しようとする人も、実務修習を受講します。
私はこの認識がなかったので、集合研修に弁護士さんがいてちょっとびっくりしました。



実務修習の内容
大きく分けると「e-ラーニング」と「集合研修」、そして集合研修の事前課題である「起案」の3つで構成されます。

・e-ラーニング
PCやスマホで、ひたすら講義動画を見ます。膨大です。
しかも、早回し再生できないので、受験生時代にウェブ講義を早回ししまくった経験のある人にとってはなかなか苦痛です。
でも、内容は非常に実用的で有益です(当たり前か)。


・集合研修

弁理士会館などに集まって講義を受けます。
事前に提出した起案の解説と、それに関するグループディスカッションが中心です。


・起案

弁理士が作成する書類を書く演習です。
実際に、特許のクレームや明細書、意匠の願書や図面、商標の商標調査報告書や願書などを作成します。
意見書や補正書を書く課題もあります。
実務経験がない人にとっては、かなり大変です。しかも、〆切までがとても短く、時間に追われます。


実務修習の日程

11月に申し込んだ後、12月半ばに必要なテキストが届いて、2月末には全課程修了なので、2か月半に凝縮されています。
かなり密度が濃いです。

具体的には、以下の流れです。

------
・11月上旬 弁理士試験合格発表
   ↓
・11月中旬 実務修習 申し込み〆切
   ↓
・12月上旬 実務修習のテキストなどが届く。
  各自でe-ラーニング開始。
   ↓
・12月中旬 開講式・ガイダンス(任意参加)
   ↓
・12月中旬~1月上旬 起案提出(全5回。毎週末に各回の〆切が設定されている)
   ↓
・1月中旬~2月上旬 集合研修(全5回)
   ↓
・2月末 e-ラーニング終了
   ↓
・3月中旬 修了式(任意参加)

------

起案の苦労や、集合研修の感想などは、別の記事で書きたいと思います。
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プロフィール

izumi

Author:izumi
地方の企業知財部で働く新米弁理士です。
2017年に弁理士試験合格、2018年に弁理士登録。
弁理士試験のことや、知財ネタを書いていきたいと思います。

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