名刺と知財系資格

弁理士登録されている方は、名刺に「弁理士」と載せている方が多いでしょう。
少なくとも、弁理士資格でもって他人の手続きの代理を行っている場合は、載せないとダメだと思います。


他の資格はどうでしょうか?


知財系の資格や検定には、弁理士のほかに主だったものとして、

知的財産管理技能士 (国家資格)
知的財産翻訳検定
ビジネス著作権検定

などがあります。


これらは、弁理士と違って、「資格がなければ業務が行えない」といった性質のものではないので、名刺に表示しなくても特に問題ありません。
実際、載せている人、載せていない人、さまざまだと思います。


資格を名刺に載せるメリットは、

(1) その分野について、自分が一定以上の知識を有することを理解してもらえ、会話がスムーズに行える

(2) 権威のある資格であれば、自分の能力を証明でき、敬意をもって接してもらえる

の2つがあると思います。


(1)の例としては、
たとえば企業の開発者が弁理士と面談する際、名刺に「知的財産管理技能士○級」と記載してあれば、弁理士は基本的な特許制度の説明などをする必要がないと判断できます。
この効果を狙うなら、中級以上のレベルの資格を記載したいところです。

(2)の例としては、
たとえば特許翻訳者の名刺に「知財翻訳検定1級」と記載してあれば、そのすごさを理解できる人には「優れた翻訳者である」と認識してもらえます。
すると、意見や要望が通りやすくなったりするでしょう。仕事の依頼が来たりするかもしれません。
この効果を狙うなら、上級資格でないとダメですね。
上の資格の中だと、知的財産管理技能士1級、知的財産翻訳検定1級くらいでしょうか。


検定実施機関が、名刺への記載を推奨している例もあります。

ビジネス著作権検定は、合格すると、認定証とともに名刺用シールが送られてきます。
(2015年に受験した時の情報なので、現在はどうなっているか知りません。)
名刺に貼って、積極的に有資格者であることを(、そしてこの検定の存在を)アピールしてね!ということでしょう。

copyright_sticker

ちなみに、私は1枚も使いませんでした。
名刺にそこまでの余白がないのと、著作権業務をやってないのにこのシールを貼っても、何のアピールなのか意図が不明な気がしたからです。

著作権業務を日常的に行っている人は、貼ってもよいかもしれませんね。

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プロフィール

izumi

Author:izumi
地方の企業知財部で働く新米弁理士です。
2017年に弁理士試験合格、2018年に弁理士登録。
弁理士試験のことや、知財ネタを書いていきたいと思います。

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