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H29口述試験 再現 (特許)

平成29年に私が受験した口述試験の内容を再現します。
口述試験に向けて勉強中の方の参考になれば幸いです。


特許法の試験官は、主査:40代女性、副査:50代男性でした。(年代は私の予想です)

以下、「試験官の発言を青」で、「私の発言を黒」で、「私の心の声を赤」で記します。

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主査:特許権の侵害行為とはどのようなものですか。

私:(よしよし、基本問題。)正当な権限のない第三者が、特許発明の実施をすることです。

主査:家庭内で個人的に実施するのもダメですか?

私:失礼しました、「業として」実施をすることです。(やばっ、忘れてた)


主査:パネル1を開いてください。甲の特許権Aの内容は「アイスクリームをつめたイチゴに、チョコレートをかけた、菓子」です。乙は、「アイスクリームをつめたイチゴ の菓子B」を販売しています。乙の行為は甲の特許権を侵害しますか?またその理由は?

私:侵害しません。その理由は、乙の販売している菓子Bは、甲の特許権Aのうち、「チョコレートをかけた」の要件を充足していないからです。


主査:それでは、パネルBを開いてください。丙は、乙から菓子Bを購入し、それにチョコレートをかけた菓子Cを販売しています。丙の行為は甲の特許権を侵害しますか?またその理由は?

私:侵害します。菓子Cは甲の特許権Aの発明特定要件をすべて充足しており、さらに丙の行う「販売」の行為は、特許法2条に規定される実施行為に含まれているからです。


主査:それでは、菓子Bが日本国内においてありふれたものではないとき、乙の行為が特許権Aの侵害となる場合はありますか?

私:あります。えー・・・乙が特許権Aの、いや、菓子Bが特許発明であることを知って、ではなくて菓子Cが・・・?(やや混乱、言いたいことがまとまらない・・・!)

主査(助け舟):そのような侵害行為を何と言いますか?

私:間接侵害です。(あ、先走ったか・・・)


主査:では、このとき間接侵害とみなされるために、乙は2つの事項を知っていなければなりませんが、何と何ですか?

私:はい、1つ目は、この菓子が特許発明であることです。(ちょっとぼかしたけど、セーフかな?)
2つ目は、えー、特許発明に用いられることを、いや、菓子Bが、菓子Cの製造のために用いられることを知って、えっと・・・

副査:すみません、2つ目をもう一度おっしゃっていただけますか。

私:はい、(落ち着け、)菓子Bが、特許発明の実施である菓子Cの製造のために用いられることを知りながら、です。

主査:はい、そうですね。では特許法は以上になります。

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この後は、チャイムが鳴るまで雑談。
何回目の受験か?何年くらい勉強したか?予備校は利用したか?など聞かれました。


それにしても、基本問題でキーワードをド忘れしてしまったり、混乱した状態のまま話し始めてしまったり、結構ひどいですね。
でも、試験官は優しくて、和やかな雰囲気で進みました。
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プロフィール

izumi

Author:izumi
地方の企業知財部で働く新米弁理士です。
2017年に弁理士試験合格、2018年に弁理士登録。
弁理士試験のことや、知財ネタを書いていきたいと思います。

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