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H29口述試験 再現 (商標②)

H29口述試験 再現(商標①)」の続きです。

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主査:では、パネルを開いてください。
   あなたは弁理士です。あなたが代理したクライアントの商標登録出願に対し、商標法8条2項および8条4項の拒絶理由通知がきました。さらに8条5項の拒絶理由通知がきました。
   あなたは何を検討し、どう対策しますか?


私:(8条2項っていうと同日出願?同日出願で拒絶されたってこと??いや、もし条文番号勘違いしてたら、あさっての方向で検討することになるから、念のため、最初に条文で拒絶理由を確認しておこう)条文を参照してよろしいでしょうか?

主査:はいどうぞ。

私:(条文見る。やっぱり理解はあってる。条文閉じる。)えー、商品や役務の減縮を検討します・・・?

副査:それはどういう意図ですか?

私:えっと、出願内容に複数の商品役務が含まれている場合、自己が使用しないものまで含んでいる可能性があるので、もし拒絶に係る商品役務がその部分だったら、減縮することで拒絶理由が解消するか、と・・・

副査:でも、クライアントは権利を取りたくて出願してるんですよね?

私:はい、そうです。では、えっと・・・まだ使用を開始していないなら他の商標への変更を??いや、違いますね、クライアントは出願している商標で権利を取りたいんですよね、えっと、ですから・・・(かなり混乱。このあたりで1回目のチャイム)


主査:8条2項の拒絶理由が来たら、どうしないといけないですか?

私:相手方と協議して、協議の結果を特許庁長官に届け出ます。

主査:そうですよね。協議するということは、相手がいるのですよね?つまりどうしますか?

私:(協議するためにどうするかってこと?一体何を答えさせたいの??)相手について調べます・・・?

主査:何のためにですか?

私:(こっちが聞きたいよ!)・・・協議ができそうな相手かどうかを検討するためです。

主査:協議ができそうな相手とは?

私:えっと・・・(やばい、詰んでる。何も出てこない。)同業者かどうか、とか・・・

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ここで2回目のチャイム。
主査と副査は顔を見合わせてだいぶ困っている様子でした。
もしかして、私の受験番号から「後がない受験生」だと認識して、落とすのをためらったのでしょうか。

しかし、これ以上やっても無駄と判断したらしく、主査が「これで商標法を終わります。」と終了させました。

私としては、商標はぐだぐだで終わってしまったものの、特許と意匠ができたからいいや、と明るい気持ちでした。

最後の科目ができない分には心に余裕があるのでいいですね。(もしこのダメっぷりを特許とか意匠でやってたら、と思うと、ぞっとします。)

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プロフィール

izumi

Author:izumi
地方の企業知財部で働く新米弁理士です。
2017年に弁理士試験合格、2018年に弁理士登録。
弁理士試験のことや、知財ネタを書いていきたいと思います。

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